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ワタの栽培からふとん作りまでお手伝いいたします。  

ワタが日本で栽培されるようになったのは室町時代後半と言われています。

江戸時代には全国的に栽培されていました。芭蕉の句に『名月の花かと見えて棉畑』とあります。

日本中のだれもが共感できたものだったようです。

また実際に栽培して見ると9月の満月の頃盛んにはじけて白いワタが出てきます。

日本の衣類のほとんどを賄い、ふとんの材料としても利用されました。

明治になり安く綿花は輸入されるようになり、国内では全く栽培されなくなってしまいました。

当然、ワタに触れることが少なくなり、そのすばらしさに触れる機会も無くなってしまいました。

木綿ワタの心地の良さ・素材本来の良さ・これらは言葉を重ねて説明しても

理解はできないかもしれません。

ふれて、さわれば、私自身がそうであったように、きっとその魅力がわかるはず。

そこでこんなプログラムを考えてみました。

時間と労力のかかる事ですがぜひチャレンジください。

 

ステップ 1. ワタって植物である事知っていますか。育ててみましょう。とにかく花がきれい。

       秋に実が割れて白い繊維が顔をだします、お子さんがいれば大喜び。

ステップ 2. 収穫したワタのかたまりを両手にのせると、きっと幸せを感じ、癒されます

ステップ 3. せっかくですから、ワタのかたまりを使えるもの、ふとんにしましょう。

       1年でなく2~3年貯めれば手の届くふとんががあります

 

平成30年は終了します。

来年平成31年分は1月より配布いたします。

ワタの種は差し上げます。

82円切手を貼った封筒をお送りください。

種は大量に差し上げることはできませんが

次の年には沢山の種がとれます。

次の年には目標にするふとんに合わせて栽培の計画をお立て下さい


最新の事例紹介  

自家栽培のワタで、結婚する娘夫婦の椅子座布団を作りました。

この場合のワタの必要量は1.2㌔でした。そこで取ったワタに原綿(インド産)を増量しました。

およその料金 キナリ側・仕立て含む 1,290円 カバー(1,750円)を付けてけて       3,040円/1枚  [税込]

お客様が栽培した、ワタをお預かりし、夫婦座布団の注文を受けました。

お預かりしたワタの量は5㌔程ありました。夫婦座布団のご注文をいただきました。毎日のワタ繰りが大変だったそうです。

およその料金 夫婦座ぶとん 4,400円/1枚[税込]